院長紹介doctor

歯科医師／院長
黒木 道明（くろき みちあき)

しっかり咬めること。おいしく食べること。
歯科医療を通じて地域の皆さんの健康をサポート。

小松くろき歯科院長の黒木道明です。平成9年10月に宮崎市小松という場所で開業して以来、おかげさまで昨年２０周年を迎えることが出来ました。

実は今までホームページを作ったことがありませんでした。（お恥ずかしいですが、あまり必要性を感じたこともありませんでした）

しかし、患者さんから「ホームページを作らないのですか？」とか「もっとこの医院のことを知りたい」というお声をいただく機会がだんだん増えてきました。確かに「小松くろき歯科ってどんな歯科医院なのだろう？」「どんな先生やスタッフがいるのかなあ？」「どんな治療をやってもらえるのかな」等いろんな疑問を持たれる患者さんが多くいらっしゃると思います。そこで、現在通院してくださっている患者さんへの思いと、まだ当院を知らない患者さんに向けて少しでもいろんな不安なお気持ちに寄り添えることが出来ればという思いで今回ホームページを作りました。

当院に来られる患者さんは私共を信じて通院して下さいます。私は自分の能力を最大限、発揮出来るように謙虚に誠心誠意、患者さんに対応して少しでも皆様のお役に立てるようにという理念に立って診療に従事しています。また、うちのスタッフにも私の気持ち・理念は常に伝えています。当たり前ですが、時には講習会や学会等に参加したり発表したりしながら少しでも質の高い治療を目指しています。お口のことで困ったことや悩んでいらっしゃることがあれば、どうぞご遠慮なくご相談ください。患者さんと同じ方向を向きながら一緒に最適なゴールを目指していきたいと考えています。

平成９年１０月1６日、この小松という地で新規開業させていただきました。
福岡県で勤務医時代の大半を過ごしてきた事と、実家のある場所と小松が離れていて知り合いもいなく、初めての土地で家族共々受け入れてもらえるのか少々不安でした。

しかし森下団地の自治会をはじめ地域の皆さまには本当に暖かく迎えていただき、精神的にすごく助かった事を昨日のことの様に覚えています。

平成17年9月6日、数日間大雨が降り続いた後に台風１４号が宮崎を通過しました。想定外の雨量を観測し小松地区や旧高岡町、瓜生野地区などは床上浸水や床下浸水、大谷川の氾濫など甚大な水害を被りました。

もちろん当医院も例外ではなく人の高さ以上に浸水し、医院の機材のみならす機能を完全に失いました。その1年前には診療室を増築したばかりでした。

当然レントゲンや診療台など医院の機材備品は全て破棄。建築物は基礎も一部変えなくてはならず、開院時よりも大工事。工事中は医院駐車場に「仮診療所」を立ち上げしばらくそちらでの治療を余儀なくされました。いろんな方々のご尽力により２ヶ月後には本院での治療再開が出来ました。

平成２５年（２０１３年）６月に第３１回日本顎咬合学会学術大会総会（東京国際フォーラム）にて前年度に口演発表した内容（かみ合わせ治療に関する内容）が評価され、優秀発表賞を受賞させていただきました。自分が所属している南九州臨床座談会（霧島会）のインストラクターの先生方にたくさんご指導いただいたおかげでした。

平成２９年１０月１６日、開院２０周年を迎えることが出来ました。いろんな事がありましたが、あっという間の２０年だった様に思います。ささやかではありましたがスタッフや今までお世話になった方々にご参加いただき、開院２０周年パーティを行いました。スタッフへの慰労のつもりでしたが、スタッフ一同からはサプライズでびっくりするような立派なケーキをいただきました。大変嬉しかったです。

皆さんに大事にされて今までやってこられました。これからもまた３０年目に向けて頑張っていきます。そう誓った２０周年記念日でした。

※ 写真はスタッフから頂いた20周年記念のケーキです。作製して下さったのは患者さんでもあるM様（洋菓子屋さん）のオリジナルケーキです。歯や歯ブラシのイメージが本当によく出来ていてお気持ちが凄くうれしかったです。